よくあるご質問に答えます。
本園の教育方針を簡単にお話いたします。本園はキリスト教を土台として、“自然と自由遊び”“自由への教育”を柱に教育しております。子どもが自由感を持って遊ぶことを通して、人と人との関わり方を学んだり、自主性・自立性を育めるような教育を目指しております。人と人とがじっくり関わるなかで好きなことを徐々に増やしていけるよう、子ども一人ひとりの思いに添いながら保育しています。皆様のご入園を心よりお待ちしております。
教育方針の説明とQ&A
- 募集要項に書いてある費用の他にかかる費用はありますか?
- 行事費はその都度実費を納入して頂きます。暖房費等の途中追加的な費用はありません。主な行事費は、園外保育の時にバスの協力費200円、年長キャンプ2000円程度、さんま祭り500円、などです。
- 消極的な子どもにとって「自由遊び」より「一斉活動」のような大人が用意したプログラムで遊んだ方がよいのでは?
- 消極的なお子さんほど積極的になるチャンスが必要だと考えています。消極的なお子さんは大人から課題を与えられたほうが動きやすい傾向にありますが、いつでも与えられなければ動けないとうことではなく、色々な個性を持った子どもたちの中で、自分で考え、行動できる力をゆっくり、しかし確実につけていけるように、保育者が優しく促したし環境を整えたりしながら保育をいたします。
- 家の周りに同じ幼稚園の子どもがいないので、小学校になったら友達ができないのではないかと心配です。
- 本園の子どもは幼児期に、遊ぶ中で仲間入りを工夫したり、相談したり、話し合いながら問題を解決することでコミュニケーション能力を子ども同士で学び合います。そのため、人とのコミュニケーションを自分なりにとれるようなり、友だち作りがとても上手になります。小学校ではいろいろな幼稚園や保育所出身の子ども達が共に過ごすわけですから、同じ子ども達が出身の人だけで固まるのではなく、広く新しい人間関係を作って欲しいですね。
- 自由に遊んでいると、“小1プロブレム(一年生で座れない・授業中に騒ぐなど)”の原因になりませんか?
- 本園の子ども達は、学校の授業に慣れているわけではありません。そのため、“最初から45分間座り、教師が教える授業”になじむには、個人差が生まれる場合があります。しかし、目いっぱい遊び、新しい世界を知る楽しさや、人の話を聞く大切さを学んだ子ども達は、小学校で教えてもらうことが新鮮で面白く、学ぶことの楽しさを感じながら登校することができるようです。(卒園生談)
小1プロブレム、学級崩壊の原因ははっきりと断定されているわけではありません。ただ、自由に遊んでいる子どもが小学校に行ったら座れないという研究結果はありません。逆に、小学校の先取りをした“授業”を受けた子ども達の方が、“あ”の書き方から教えられる小学校の授業がつまらなくなり、学ぶ意欲がなくなって行くという現状が問題視されているという現実に目を向けなければいけないのではないでしょうか?
その時期にあった教育を選び、幼児期には、非認知能力を育て、人生の根っこ、学習の土台作りをすることが何よりも大切です。
- バス乗車の時間が長いのではないでしょうか?
- 遠方から通園なさっている方が多くなっているので、バス乗車が長めになっています。しかし、バスの中はもうひとつの保育室と考えています。バス添乗の先生は歌やクイズその他いろいろな遊びをして、お子さんたちがあきないように楽しく時間が過ごせるようにプログラムしています。
いろいろな年齢のお子さん達が共に過ごす楽しい時間として考えています。また、毎年バスコース等を見直すなど、出来る限り長くならないように工夫しております。病気や怪我などで幼稚園にお迎えに来なければならない時、日中車がなくて心配というお悩みの方がいらっしゃいます。そのような場合は送迎バスご利用の方に限り、お子様をこども園バス停まで送ることにしております。ご安心下さい。